タイトル通り、小泉今日子の書評集です。
10年間新聞に掲載してきた書評を各年ごとにまとめたもの。
わたしは、小泉今日子が大好き。あのサイズ、顔、声が好き。
老けたと言われていますが(そして、確かに老けちゃいましたが)、その老け具合、老け方がまたよい。
ということで、本書を手に取ってみました。
紹介されている本は、どれも「ふつう」。「本屋さんおすすめの一冊」ばっかり。
エッジの効いた書はひとつもありません。
しかし、グッド、グッド、グッド!
何がよいかと言うと、書評♡♡
ちゃんと年を重ねてきた女の人が書いている文章が優しく上品。
少し自嘲気味なところも、心地よい。
相手への攻撃の仕方も、チクリ in スーパーマイルド。
「女」だけではなくなった「女性」の強さがにじみ出てて、しっとりとした書です。
本書の良さは、女の人にしかわからないかも・・・。
お手元に一冊いかがですか。
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